債務整理の手続の流れについて
債務についてお困りの場合、解決方法として、債務自体を圧縮したり、債務の免除
(免責)を行うなどの方法がございます。
そのため、どの手続が適切かの判断の参考のために、まずは、電話等にて、現在の状況をお伺いさせていただきます。
具体的には以下のようなことをお伺いいたします。
・負債の総額
・債権者の数と借入先
・現在の収入状況
・現在所持している財産の内容(持家で住宅ローンがあるかどうかや車・保険の有無)
・負債が発生したに至る経緯 etc
その他にも、色々とお伺いしたうえで、債務への対処方法としてどのような選択肢が
適切かについて御案内させていただきます。※
※目安としては、債務が非常に高額な場合や債務を圧縮したとしても収入が根本的に絶たれるなどして返済自体がそもそも困難な場合は破産になりますし、逆に持ち家があって収入自体が安定している場合は、民事再生などの方法で家を残すことができる場合もあります。
そのため、現在の状況について詳しくお伺いさせていただきます。
その後、方針について御承諾いただくか、ご検討いただく流れになった場合には、各手続の費用をご案内しまして、面談の場合は、その場で契約書や委任状等をお渡しいたします(なお、電話やzoom等の遠隔相談の場合につきましては、これらの書類は事務所から郵送で後ほどお送りしております)。
こちらの契約書等に署名・押印のうえ返送いただいた時点で、初めて契約が成立という流れになりますので、手続をご依頼されるか、時間をおとりいただきゆっくりご検討ください。
契約成立後の流れについて
契約成立後、各種手続の申請に向けて、必要書類をご案内させていただきます。
目安としては、破産手続の場合は、各債権者の連絡先がわかる資料や、世帯全員の住民票、課税証明書、銀行の通帳のコピーなどが必要になります。
これらの書類については、契約成立後に改めてご案内させていただきますが、全て郵送でのやりとりで可能ですので、都度事務所にお越し頂く必要などはございません。
必要書類が整い、裁判所に納める費用などの入金処理が終了次第、いよいよ申立てという流れになります。
破産の場合、通常であれば、申立から終結までに最短でも3か月程度はかかりますが、破産の手続きに協力する以外は、特に通常どおりの生活ができますので、その期間は少々お待ちいただくような形になります(例外として、お金を預かる仕事などの一部の職種に就けなくなることがありますが、詳しくは電話や面談の際に説明させていただきます)。